利息のことを知っておく上で、切り離すことのできない法律が「出資法」です。利息制限法と同様に、お金を借りる上で大切な法律となりますので、この記事を読んで知っておいてくださいね!

出資法とはどのような法律か?

出資法の正式名称は「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」です。わかりやすいように略称として「出資法」という表現が使われています。

この法律の1番の目的は、貸金業者を規制することです。法律でしっかりと定めておかないと、貸金業者は好き勝手やってしまいます。

安心してお金を借りるための法律とも言うことができますね。

出資法によって、実際に規制されていることを紹介していきますね。

1、元本を保証した出資の受入れ

不特定多数の人に対して、元本の保証を謳って出資を受け入れてはいけないことになっています。どういうことかと言うと、「絶対に元は取れる」と言って儲け話をして、お金を預かるのはダメだということです。

2、浮貸し

浮き貸しとは、金融機関の役員や職員が自分や第三者の利益のために、地位を利用して金銭のやり取りをすることを言います。金融機関の役職員という有利な立場を使って、サイドビジネスを行うのはNG!ということです。

3、貸付時の上限金利

お金を借りる時に最も関係してくるのがこれです。20%を超える金利で貸付をすると、その業者は刑事罰を受けることになります。要するに、20%を超えてお金を貸すのは絶対にダメなのです。

2010年に出資法は改正された

2010年に法律が改正されるまでは、貸付時の上限金利は29.2%となっていました。出資法とは別に、利息制限法でも上限金利は定められていて、利息制限法の上限金利は最大で20%となっています。(貸付金額で変わってきます)

2つの法律があったため、本当は20%を超える金利でお金を貸してはいけないのに、取り締まる法律がないということが起きてしまったのです。

利息制限法の上限金利(15〜20%)と、出資法の上限金利(29.2%)の間の金利は「グレーゾーン金利」と呼ばれています。

グレーゾーン金利は一言で表現すると、「法律の穴」です。当然、法律の穴は直さなければいけないので、2010年に法改正が行われたのです。

今現在は、お金を借りる時に20%を超える金利がかかってくることは絶対にありませんので、安心してくださいね!

参考 グレーゾーン金利とは?利息制限法と出資法の上限金利を知ろう!